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NPO法人統合医療と健康を考える会 大阪支部
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九州大学との共同研究発表

白畑教授による低分子化フコイダンの共同研究

最近の統計調査では、日本人の死因はがん、心疾患、脳卒中、肺炎、不慮の事故の順になっています。
がんは死因の約1/3を占めていますが、やがては死因の半分を占めるようになるのではないかと予測されています。心疾患及び脳卒中はいずれも動脈硬化が原因でおこる血管系の病気で、死因の約1/3を占めています。糖尿病は日本人の約6.4人に一人が罹患するか、罹患する恐れがある病気です。

これらの病気の発症には、食べ過ぎ、肥満、運動不足、ストレス、飲酒、喫煙などの生活習慣が関与していることから生活習慣病と呼ばれています。また、多くの国民が花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症に悩まされています。アレルギーは自己免疫症と呼ばれる免疫系の異常によって引き起こされる疾病ですが、近年急増していて、社会問題にもなっています。

フコイダンはコンブ、ワカメ、モズクなどの褐藻類に含まれる海藻由来多糖類を総称した名前です。
フコイダンにはフコース、ガラクトース、ウロン酸、キシロールなどが含まれていますが、特に硫酸基がついたフコースを多く含み、細胞の様々な機能に影響を与えることが明らかにされています。これまで明らかにされたフコイダンの機能は、免疫賦活作用、抗腫瘍作用、抗アレルギー作用、コレステロール低下作用、中性脂肪低下作用、抗胃潰瘍作用、抗ウイルス作用、抗血液凝固作用、肝機能向上作用など実に多彩です。

私たちは、このフコイダン、とりわけ吸収されやすいように低分子化処理をしたフコイダンが驚異的な腫瘍抑制効果を示すという臨床報告に注目して研究を行っています。ヒトで効果があることがすでに示されている物質がどのように働いているのかを明らかにすることはさほど困難なことではないと思われます。逆に、試験管内あるいは動物実験では効果があっても最終段階のヒトで効果がないという例もたくさんあります。フコイダンはがんだけなく、糖尿病、アレルギー症、うつ病など様々な病気にも効果が期待されます。
フコイダンの良い点は1日の飲む量が数百ml程度と少なくて済むので、体力の弱った方でも毎日無理なく摂取できるのではないかと思います。また、食品成分ですから、副作用がほとんどない点も重要だと思います。

良いと言われるものでも、科学的な研究によってその作用機能が解明されなければ、広く利用されるようになりません。私たちは医師の先生たちと共同研究を行い、種々の疾病に対する効果を科学的に明らかにすることにより、フコイダンをより多くの方に役立ててもらいたいと思って研究を進めています。

抗がん剤とフコイダンの併用効果を科学的に解明か!

白畑教授と吉田先生による共同研究

九州大学遺伝子資源工学部門細胞制御工学の白畑教授の研究室で西洋医学を補完するフコイダン療法の臨床を手がけておられる大阪の吉田医院院長吉田年宏先生との共同研究が本格的にスタートを切った。
共同研究の内容は、抗がん剤とフコイダンの併用効果をまずは科学的に解明していくというもの。
臨床の現場で抗がん剤とフコイダンの併用で数々の著効例がある事実を科学的に裏づけることで、抗がん剤の奏功率を上げるための療法としてより多くの患者さんを救うことができると意気込んでおられました。

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