北京・スウェーデン・オーストリア・大連にて研究発表
2015.02.19
当会理事の九州大学大学院の白畑實隆教授が北京・スウェーデン・オーストリア・大連にて、酵素消化低分子フコイダンについての研究成果を発表されました。
中国:中国農業科学院農業食糧研究所機能性研究室にてセミナー・研究交流(5月9日)
北京市にある充実した研究設備で、多くの研究成果を出している中国農業科学院農業食糧研究所機能性研究室において、 ヒト乳がん細胞に対する酵素消化低分子フコイダン抽出物のアポトーシス誘導効果についてセミナーを行われました。
スウェーデン:カロリンスカ研究所招待セミナー(5月12日)
ノーベル賞の生理学医学部門の選定委員会があり、世界最大規模の医学系の教育研究機関であるカロリンスカ研究所(医科大学)から招待され、同研究所環境医学研究室において酵素消化低分子フコイダンの研究成果についてセミナーを開催されました。 講演後、ノーベル生理学医学賞候補者の選考委員を15年間もされたというSten Orrenius教授は、「フコイダンの研究も現実的なガンの治療という観点から大変重要である」と話されたそうです。
オーストリア:欧州動物細胞工学会大会参加 (5月15~18日)
オーストリア国ウィーン市で開催された欧州動物細胞工学会2011年大会(1016名参加)で、酵素消化低分子フコイダンのアポトーシス誘導機構について発表されました。
中国:第4回国際癌会議(5月23日)
中国・大連のEXPOセンターで開催された第4回世界癌会議において、昨年の日本癌学会でも発表された「酵素消化低分子化フコイダン抽出物による癌細胞特異的細胞死及び糖鎖合成経路の改変誘導」 というタイトルで研究発表をされました。
講演後、アメリカの先生より「大変興味深い。自分が携わっているジャーナルに総説を書いてもらえるとありがたい」とのお話があったそうです。
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